トップページ 論文 織田政権と大和 戦国時代ランキング 旅行・地域情報専門
ブログランキング 国内

2014年07月06日

本能寺の変!

大河ドラマ、軍師官兵衛。いよいよ来週本能寺の変ですね。

第27回「高松城水攻め」で、光秀が本能寺に至った経緯について「信長の朝廷軽視」説を採用していましたね。

映画的な演出で、なかなか見ごたえのあるシーンでしたが、歴史ファンの方々には少々使い古された説で幻滅された方も多いでしょう。私もそんな一人です。
ドラマ的には、講談的なセリフが多くて、それはそれで時代劇ファンには楽しみなシーンが多かったですね。

さて、最近歴史的大発見として、この本能寺の変に関わる新史料発見のニュースが流れました。

林原美術館所蔵の古文書研究における新知見について
―本能寺の変・四国説と関連する書簡を含むー


このブログでは、本能寺を扱ったことはありません。
なぜなら、私自身のちゃんとした見解というものがなかったからです。

今回初めて、このブログで少しだけ触れてみたくなったので、お付き合いください。

私は史料からではありませんが、さまざまな諸先生方の著書を読みすすめてみて、「四国説」が一番有力だな。とは思っていました。
谷口克弘氏の「検証本能寺の変」がとてもわかりやすいです。

検証 本能寺の変 (歴史文化ライブラリー) -
検証 本能寺の変 (歴史文化ライブラリー) -

ここで谷口氏があげられていた「四国説」も、史料的の制約があり、氏がこの著書で行ってきた他者の研究を批判する方法が、そのまま氏の批判にもあてはまってしまう、という弱点がありました。

その弱点をかなり補ってしまうのが、今回の林原美術館の史料発見の発表でした。


詳細は、上記リンクから見ていただいた方が分かりやすいでしょう。

また、映像で見るなら、タイムリーな番組があります。

NHKBSプレミアム
英雄たちの選択「明智光秀・本能寺への葛藤」
7月11日


ここで、紹介されている内容を少しネタバレ。

明智光秀は、その立場と性格から、家臣の顔色を見なければならなかった。
(詳細は番組で)
そして、一の家臣、斉藤内蔵助は長宗我部氏と姻戚関係。
織田信長の対長宗我部の方針が、同盟から討伐に変わった。
長宗我部氏を何とか助けたい、また長宗我部氏との取次役が取り上げられては、出世争いから後退してしまう。
そこで、斉藤内蔵助から信長打倒をせっつかれた。

というのが、本能寺の変の真実。


という話でした。


個人的には、説得力はあると思っています(でも、私は本能寺の変の史料検証をしてませんから、論じる力は持ちません。ざんねん)。
残念ながら、四国成敗については、まったく大河ドラマでは取り上げられませんでしたが。
黒田官兵衛が主役なら、伏線で四国成敗もいれてもよかったんですけどね。この前後で瀬戸内海での勢力争いに、官兵衛は影響力を発揮しますからね。


ということで、大河ドラマも、新史料の世間の検証も、今後楽しみです。

さて、BSプレミアムの英雄たちの選択。
明智光秀の性格の設定にとても違和感を感じたので、それはまた後日考えてみたいと思います。
再放送は11日です。
posted by taigon at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 新着情報&雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事
『信長記』と信長・秀吉の時代 [単行本] / 金子拓 (編集); 勉誠出版 (刊) 織田信長という歴史―『信長記』の彼方へ [単行本] / 金子拓 (著); 勉誠出版 (刊) 天下人の城―信長から秀吉・家康へ [単行本] / 千田 嘉博 (著); 風媒社 (刊)
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。