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2011年08月20日

新・信長公記 高澤等著

新・信長公記―信長の生涯を再考する [単行本(ソフトカバー)] / 高澤 等 (著); ブイツーソリューション (刊)


やっと読み終えました。
まさに、信長公記です。決して、信長記ではありません。
信長ファン必読ですね。

信長を全く知らない人が、この本を読んでも、「はて?」となる部分が多数あります。
信長や周辺の武将にたいして、従来の研究、従来のイメージ。
それらを、少しでも持っていて初めて理解できる本ではあります。

「公」記である理由は、著者が信長を愛して崇敬している、と読めるので。

さて、内容は斬新です。
書き方は、邪険でもなく、挑戦的でもありませんが、内容は斬新です。

最新の研究にもよく精通されているし、そのうえで独自の解釈を次々と展開されています。
うのみにはできませんが、一個ずつ検証をしたくなる内容です。

ただ、私個人としては、
信長という人間観に関しては、かなり私の信長像とかなり似通ったところがあるのでとても共感できました。

鬼でも悪魔でもなかったという点。
宗教を壊滅させようとしていなかった。
当時の常識の範囲をそれほど逸脱しなかった。

など。


信長の生涯を網羅していますが、軍事行動に比重が高くなっています。
また、周辺の大名武将たちの動向にも少なからず触れられています。

そうした点でも、様々な知識を得るにはもってこいの本です。

当然、批判もたくさん出るであろう内容ですが、ぜひ一読頂きたいのは変わりません。


さて、一点。
松永久秀は、私の認識では足利義輝を攻めていません。
せっかく、様々な世間のイメージを覆していかれた著書であるので、ここも覆してほしかったですね。
ただ、足利義輝を攻める側の人間だったんですが、直接は手を下していないようです。

これは、またいずれ機会があれば。
posted by taigon at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 信長関係書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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