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2015年03月11日

天下の範囲

NHK「英雄たちの選択」で取り上げられた、天下の範囲の話題。
以前にご紹介してから、ずいぶん時が過ぎてしましました。

番組で取り上げられていた「天下の範囲」は、つまり室町将軍が権力を遂行できる範囲。
京とその周辺ということを紹介していました。

なので、「天下布武」とは京を制圧して、将軍権力を回復させる。と理解してもいい。
という雰囲気で番組が進んでいきました。

基本的に、私はその通りだと思って、以前より信長政権を評価していました。
信長が当初目指したのは「天下一統(全国統一)」ではなく、「天下静謐(京の治安回復)」なのだと思います。
そこに影響力を持つ存在であろうとしたのではないでしょうか。

また番組で注目すべき出来事として、信長が美濃を治める以前から、義昭を将軍にすべく畿内各地の武将と連絡を取っていたという事実を示す史料の紹介でした。
これらのことは、以前から知られていましたが、より具体的な史料の存在が示されたことで、具体的な内容が分かってきたのでした。
これを、幻の上洛作戦などと言っています。
↓記事参照
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014100300412&g=soc

このとき、既に大和の松永久秀とも連絡が取られていた事実があります。
実際の上洛のとき、いの一番に信長に近づき、大和の支配権を認められています。

しかし、義昭の兄である将軍義輝を殺害した一味である松永久秀と、早くから上洛の相談をしていたというのは、また興味深い話ですね。

posted by taigon at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 新着情報&雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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